抜歯した後は、どれくらい腫れますか?
こんにちは。
平塚駅の駅ビル、ラスカ新館7階の「湘南デンタルクリニック」です。
むし歯や歯周病、親知らずのために、やむを得ず抜歯を選択することがあります。
この抜歯後に、痛みや腫れがどれくらい続くのか不安に思う方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな抜歯後の痛みや腫れが治まるまでの時間や注意点について説明します。
腫れも痛みも、完全に引くまでに1週間~10日ほどかかる場合が多いです。
もっとも痛むのは麻酔が切れた直後です。抜歯後3~4時間ほどで麻酔が切れるので、痛み止め薬を服用し痛みを抑えます。
痛み止め薬が不要なぐらいにまで落ち着くのには、1~2日ほどかかります。
腫れのピークは痛みから少し遅れており、およそ3~4日後です。
ただし、稀に抜歯後に痛みが増してくることがあります。これは「ドライソケット」と呼ばれる状態で、骨に細菌感染が起きた状態です。
かなり強い痛みが出るケースもあるので、早めに歯科へ相談しましょう。
抜歯後は、ドライソケットを予防するためにも傷口を刺激する行動は控えましょう。血行が良くなる行為も避けることが大切です。
●激しいうがいをしない
抜歯した日からの数日間は、激しいうがいはやめておきましょう。うがいを繰り返すと、抜歯した場所のかさぶたがはがれてしまい、傷口が開く原因になります。
●歯ブラシや舌を傷口に当てない
傷口が開いてしまうため、歯ブラシや舌で刺激を与えないようにしましょう。
●激しい運動や入浴は控える
抜歯後は安静を心がけて、湯船に長くつかることも避けましょう。身体が温まって血の巡りが良くなると、傷口から出血しやすくなります。
●喫煙しない
抜歯後の喫煙はできる限り控えましょう。タバコに含まれている有害物質が血行を妨げて、傷の治りを遅くしてしまいます。また、免疫機能の低下を招き、感染症を引き起こす危険があります。
放っておくと、症状が悪化してしまう場合もあります。
痛みや腫れがなかなか引かないなどの異変を感じたら、早めに主治医へ相談して指示を仰ぎましょう。
湘南デンタルクリニックでは、患者さまの不安をなくせるような丁寧な治療を大切にしております。気になる症状のご相談はいつでもお受けしますので、お気軽にご来院ください。
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